北区議会 2021-11-01 11月24日-16号
当たり前のルールを見直し納得解を見いだす力を育み、そのプロセスで子どもたちが社会で生きる力を養うことができます。 昨今では、世田谷区や板橋区の区立中学校においても、生徒が主体となり校則を変えた事例が出てきています。
当たり前のルールを見直し納得解を見いだす力を育み、そのプロセスで子どもたちが社会で生きる力を養うことができます。 昨今では、世田谷区や板橋区の区立中学校においても、生徒が主体となり校則を変えた事例が出てきています。
そうした変化の激しい社会においては、自ら疑問を持ち、課題を見つけ、自分の考えを自分の言葉で表現できるとともに、多様な他者と協働し、目的に応じた納得解を見いだしていく力を身につけることが必要と考えます。 こうした学びは、どんな時代であろうと、どんな社会が訪れようと変わらないものであり、2012年に策定した現在の教育ビジョンの理念と軌を一にするものです。
多様な文脈が複雑に入り交じった環境の中でも、場面や状況を理解して自ら目的を設定し、その目的に応じて必要な情報を見いだし、情報を基に深く理解して自分の考えをまとめたり、相手にふさわしい表現を工夫したり、答えのない課題に対して、多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすることができるというのが、人工知能、AIに対抗する人間の強みであると指摘しております。
そういった協働的に問題を解決していくことが求められている社会の中で、自分の意見を持ち、自分の意見を相手に伝え、たとえ少数意見であっても、それが尊重される、あるいは社会の中で一番結果として有効なものは何なのか、それを皆で力を合わせて考えていくためには、自分からの発信力、表現力、相手を納得、説得させる力、つまり正解というのがなかなかない中で、納得解というものを求めていくような力、そういったところがこのプレゼンテーション